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8、草履(ぞうり)

きものは着慣れないと動きにくいもの…なんといっても草履が歩きにくい!そんなイメージを持たれている方も多いかと思います。慣れないという点では何とも言えませんが、履物としては決して歩きにくいものではないと思います。ヒールの高さのある靴より、よっぽど疲れ知らずで歩きやすいですよ( ̄▽ ̄@)♪♪♪。

草履は、台に鼻緒がついた単純な形の物です。その中で、お値段もピンからキリまで、きちんとカジュアルなものからフォーマルなものまであります。きものの素敵な重要アイテム、草履について簡単にお話ししてみましょう。

<格の高さ>


フォーマルな草履
黒の方には螺鈿や金彩が施されています
白の鼻緒には桜の刺繍が

カジュアルな草履
左はパナマの夏物、右は革にエナメル染め

 

まず、かかとの部分の高さが高いものの方がフォーマル感が高いと言えます。それから、金銀を使ったものなどやはり高級感と華やかさのあるものを礼装には履きます。
カジュアルなものは、かかとが低く、どちらかというと鼻緒も細いものが多いかもしれません。

<種類>

一口に種類といっても言い切れない様々なものがあります。

素材としては、牛革、佐賀錦が一般的。その他、畳表や様々な裂地、爬虫類系の革製品やエクセーヌなどの合成繊維など色々あります。
鼻緒も台と同じ素材で出来ているものも多いですが、生地に芯を入れてふっくらしたもの(絎紐)なども最近の流行りのレトロな感じにはピッタリで可愛いですね。


左、畳表(横の巻の部分と鼻緒の部分は帯地で作ってもらいました)
中、エクセーヌ(滑りにくくお手入れも簡単でとても履き易い)
右、牛革の型押し

 

夏物もありますが、夏はこれでないとというわけではありません。特に暑苦しくないものなら大丈夫です。

草履のお値段の違いはまず、その素材。
台の中はコルク芯のものが基本、これがゴムだったりするとお安くなります。
後は革なのかビニールなのかなど。
その他、手作業なのか、などなど。
それにしても2,.000円から10万円を越えるものまで…あまりの値段の開きに、履物にこだわられる方こそ、本当のおしゃれ通という言葉をついつい納得してしまいます。

<その他の履物>

下駄(げた)
普段に履くもの。浴衣の時は素足で。
紬などの小紋のきものにも。(色足袋なんかと合わせると可愛いですね。)
注意しないといけないのは、すっごくカジュアルだということ。履いていく場所には気を付けましょう。

雨下駄、雨草履(あまぞうり)

雨や雪の日に履くビニールでつま先を保護したもの。
また、雨草履の方は台の部分が完全にゴムで出来ているため水が中にしみない。(普通の草履は底が貼ってあり、中のコルク芯などに水がしみると底も剥がれて駄目になってしまうことも)
悪天でのきものには絶対必需品!

 

また、草履のサイズは基本的には2サイズのみ。M(22.5〜23.5cm)とL(23.5〜24.5cm)です。最近ではLLサイズも作られるようになりました。
草履と足のかかとがピッタリ合うサイズではなく、草履から足のかかとが1〜2cm程はみ出すものを選びます。

指もしっかり入れてしまわないで、鼻緒の前坪を挟むように。つまり、足をガシッと入れてしまうよりちょっとのせるような感じ…が綺麗と言われているんです。
確かにべたべたと歩かないポイントかもしれませんね。
少し気を付けてみては…?

ちなみに、私の草履の好みは…台は幅広のものがやっぱり歩きやすい。(小指が少しはみ出るくらいがホントは綺麗で粋なんですが)鼻緒もボリュームがある方が、見た目も履き心地としても好き。(上品な感じではなくなりますが)
あくまでも好みですが、本当に履きやすいんです。

 

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this page last update : 04/03/16

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