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HOMEきもののことを知ろう> 道具アイテム(帯枕)

9、帯枕

この帯枕は、大変お話のし甲斐のあるものです。
お太鼓の上部をこれで作りますが、 いいものを使わないと、きれいなお太鼓は作れません。
さて、どんなものがいいのでしょう。

<素材などの種類>

枕の部分の素材の種類

・発泡スチロール
・スポンジ
・木毛(もくもう)芯

などがあります。
ズバリ、発泡スチロールとスポンジは駄目です。背中にフィットせず浮きます。場合によってはひっくりかえってしまいます。

で、おすすめなのが「木毛」ですが、何かと言いますと…松の木を細いそうめん状に削り乾燥させた天然素材で、高級な果物などの梱包などに使われている緩衝材です。
木毛芯の枕とは、それを中に詰めて布で包み、背中に付く面に板を付けたものです。
お母さまやおばあさまが使われていた帯枕を見てみて下さい。大概これだと思います。
結構堅めで、がさがさとした感触のものです。
この感じがなんとも、背中にピッタリ…なのです。
それにクッションがあるのにそうそうくたびれたりしません。

しかし、最近はなかなか売っているのを見ないのです。
といいますのも、どうやら松材が少なくなり、製造が難しくなっているそうなんです。
それに比べて、スポンジや発泡スチロールの簡単でコストの安いこと。
市価のお値段がそんなに変わらないのですから、どんどん木毛がお店から姿を消しているのもうなずけます。

でも、はっきりいってスポンジや発泡スチロールは使えません。
どうか皆さんで、木毛じゃないと駄目!とお店で言って下さい。そうしたら、見直されるんではないかと期待しているんですが…。

<形や大きさ>

大きさに関して簡単に言うと、大き過ぎず小さ過ぎない程々もの。

<紐について>

この枕の紐も結構曲者。

まず、伸びるのは駄目です。
よくストッキングを枕に被せて(ストッキングの中に枕を入れて?)、そのままそのストッキングを紐として使われている方がありますが、やはり後ろが浮きます。浮かないようにと締めると、ストッキングは細く堅い紐となって胸を締めつけちゃいます。(((p(>o<)q)))


スポンジ枕(ストッキングの紐付き)

それから、滑らないものがいいです。木綿がいいでしょう。
というのは、しっかりと後ろの枕を背中にくっつけておいて、前で紐は緩く結びます。それを、帯の中へぐ〜っと押し込みます。すると、背中はピッタリ、前は楽ちんになるんです。
これが、滑る紐だと中に入ってくれないんです。

紐が、枕の中を通ってつながっている場合は引っ張っても左右に動かないように縫い付けましょう。
枕が動いたり、片一方をつかみ損ねて抜けてしまったりします。


木毛芯の枕(晒でくるんであります)

薄めの晒(さらし)などで枕をくるんで、そのまま紐にしたり、紐をモスリンに替えたりするだけで、だいぶ使い勝手がよくなります。

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This page last update : 04/03/13
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