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1、肌襦袢

肌襦袢とは、きものを着る時の肌着、洋服で言うところのスリップのようなものです。

たまに「きものを着る時には、下着は付けないのでしょう?」などと聞かれたりすることがありますが、昔は実際に、今私達が着けています下着(ブラジャーやショーツなど)の役割も、この襦袢がしていたのです。
人それぞれではありますが、現在は下着を着けた上に肌襦袢を着ています。

ブラジャーはワイヤーのないやわらかいもの(バストアップ効果のないもの!)を付けるか、胸の大きな方は和装用のブラジャーをお使いになられたほうが綺麗に着られます。(胸をつぶすブラジャーですので抵抗のある方は、無理にはされなくてもいいと思いますが、そんなに苦しくはありません。)

普段のブラジャーのワイヤーの歪んでしまったものを、 ワイヤーを抜いて和装用に… なんてことを私はしております。

ショーツは、きものの上からラインが出るのが気になるので…と言う理由で付けないと思っていらっしゃる方があるようですね (〃_ 〃)ゞ 。
きものをうまく着れば、そんなにラインが気になるなんていうこともありません。
もし気になる方は、洋服でパンツスタイルの時にラインが出ないように考えるのと同じです。そういうものを選んで下さい。
ただ、あまりウエストの上の方までの長さがあるものは、一度お手洗いで下ろしてしまうと、骨盤より上には上げにくいのできものの時は不向きです。

(最近のローライズパンツ用のショーツ。実はきものに結構お勧めです。)

 

さてさて、やっと本題の肌襦袢のお話です。

<種類と形>

肌襦袢には、「二部式」と「ワンピース式」の二種類があります。

二部式の肌襦袢とは、上下が分かれたものをいいます。
裾除けの方を先に着て、後から上の肌襦袢を着ます。
前を合わせて留めるものがない場合は、後ろに紐を付けるなどしておくと着るのが楽です。

 

ワンピース式は、もちろん上下が繋がったものです。
前合わせのもの、上からかぶるものなど色々あります。

二部式とワンピース、どっちが着易いかと聞かれれば、やっぱりワンピースが楽ちんです。

 

<肌襦袢の抜き衿>

それから、肌襦袢の形で気を付けなくてはいけないのが、後ろの衿の部分です。
きものは、衿を抜いて着ます。ということは、少し衿足から背中が見えます。
ですが、市販されている肌襦袢の多くが、ほとんど「くれていない」ものばかりです。それではきものから丸見え…。あまり衿を抜いて着られないのなら良いのかもしれませんが、やはり程よく抜いた衿のうなじの美しさは、きものの大事な魅力だと思うんですが…。
お求めになられる時は、注意して下さいね。
もし、お持ちのものがくれていないものでしたら、ハサミでチョキチョキと切って、布で(バイヤステープなど)くるんで縫っておくといいですよ。

<おすすめ>

どんな肌襦袢がいいかというと…

・まず、吸湿性があるもの。体に直接触れるものですから、上半身は晒(さらし、木綿)など、汗をちゃんと吸ってくれるものがいいですね。

・肌やきものに馴染むもの。あまりごわごわした素材だと、きものにまでひびいてしまうこともあります。

・静電気が起きず、足さばきがいいもの。裾はさらさらした生地がいいです。でも合繊などで、静電気が起きたら歩けたものじゃありません o(;△;)o。気を付けましょう。

・丈夫なもの。たまにしか着ないという方ならいいかもしれませんが、やっぱりお洗濯をよくするものですからね。

肌襦袢のお値段もピンからキリまで。
きものは成人式など一回しか着ないかも…ということが多いので、一回洗濯すれば、ありゃりゃ、もう着れません!なんていうものも結構あります。何度も着る方はあまりお安すぎるのはダメかもしれませんね。

私のおすすめは、シルクの肌襦袢。あらゆる条件に叶っています。 でもやっぱりお値段が…。
よく着られるなら、いい肌襦袢は過ごしやすさが全然違います。シルクじゃないにしても、いいものをちゃんと探す価値はありますよ。
ミヤコ

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This page last update : 04/03/13


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