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有職故実について
有職故実とは、
平安時代、宮廷社会における儀式(朝儀)、儀式、式典とそれにおける装束、調度等に関して、法令、法典の定める外に、宮廷社会、貴族社会において特別に定められていた厳しい規定のこと。その成立は、平安時代の中期頃です。朝儀における歴史的史実、先例、慣例に従い、細かく定められている。
・有識(有職)
…故実に詳しく精通していること。学識豊かで教養が高いこと。
・故実
…朝廷における儀式、儀礼、式典、作法についての歴史的史実、先例、慣例をいう。
朝儀が後世まで、誤り無く執り行われる様に、故実に精通している者(有識者)の指示に従い、故実を法令の上の定めと共に厳しく定めたものを有職故実として厳守した。
(後の世に、[識]の字が[職]になったが、現在においてもその道の学者の諸先生方の中には、[識]を用いておいでの方もいらっしゃいます。)
有職故実の範囲
朝儀、儀礼、儀式、作法、典礼、官位、官職、殿舎、装束、調度、乗りもの、食物に至るまで。
天皇の御代によって、その時代時代に改訂、修訂され、鎌倉時代には宮廷社会、貴族社会の法令、法典となった。
This page last update : 06/06/02
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